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ELLEGARDENの好きなところ

本日のトンデモツーマン発表を受けて改めて思ったこと(もちろん申し込みました、申し込むだけなら自由!!!倍率?知らん!!!!)

 

飽き性故になかなか長年好きでい続けられているものってないんですよね。逆に一回これだって思ったら死ぬまで好きなんだろうなと思うくらい極端です。

まあ仮に死ぬまでに気が変わっても、ELLEGARDENが変わっても、確かにELLEGARDENを好きだった瞬間があったことは覚えておきたいです。

でも多分ずっと好きです。

 

ELLEGARDENの好きなところって良い意味で選別意識を感じないところなんですよね。まあこちらの勝手な解釈ではあるんですが。

誰でもどんな人でもウェルカム体制なのを感じます。現にこんなろくでもない人間の私が好きでいてもなんの文句も言われてないから。

 

別にELLEGARDEN好きって言ってもなんのマウントも取れるわけでもなくカースト上位にいられるわけでも権力を誇示できることもお洒落だと思われることもそんな私を好きだと言われることもないと思います。なんなら幅広く人気のあるバンドなので音楽にわかと馬鹿にされるかもしれない。でもそれでも好きです。

ELLEGARDENのファンダムとかないところも好きかもしれません。行き来自由のホームみたいな感覚ですかね〜好きでいなきゃいけない強制力や売上に貢献しなきゃいけない使命感とか(勿論それが悪いことではなく、それを原動力に生きられる人を否定することはありません)そういうのもなく。

 

ELLEGARDENはゆるく全人類ウェルカムなところが好きです、バンドのスタンスも音楽も、個人的には歌詞からもそういうのは感じますかね。

 

私が思う音楽やライブの良さって、選別意識のなさだと思うんですよね。例えるなら世界共通言語みたいな。まあ国によってその国の文化とか諸々大衆受けする音楽ジャンルの傾向であったり、逆に良いイメージがないジャンルもあると思うんですけど。

 

音楽も生業(商売)にするならターゲット層を絞ったマーケティングをせざるを得ないこともあると思うので、別に音楽はこういう在り方でなくてはならないみたいなのはないですけどね。

そもそもファンが売上に貢献しないと商売として成立しないので

 

ELLEGARDENは選別しなかった結果自然と人気がついてきた感じがします(勿論音楽的にキャッチーなのとかコピーしやすいとか他にも色々な要因はあると思いますが)

いやー、素晴らしい…

 

大人になると、色々面倒くさい。金と権力といかに相手にメリットを感じてもらうかとかとにかく利害関係と権力誇示、マウントの取り合い、もう全部馬鹿馬鹿しいってずっと思っている。差別も格差もどんどん広がっていくし。なんで人は共存という選択肢を取れないのか。潰し合い搾取し合い、もう全部アホくさ!!!!!!って叫ぶのと同時に爆音で鳴らしたくなるのがELLEGARDENの音楽です。

 

やっぱりこの競争社会で、競争にあぶれる人、頑張っても人並みになれない人、そもそもの家庭環境の格差、色々あるじゃないですか。そういう人達でも誰でもいいよ、来いよ!的なセーフティネットとしての機能もあると思うんです、彼らの音楽は。

 

こんな世の中だからこそ(というか多分バブル以降ずっとこんな感じなのでは)ELLEGARDENの音楽やバンドとしてのスタンスが貴重に思えるので私は好きです。

いや別にお洒落でかっこよくて流行りをどんどん更新して消費サイクルが早いのも大事というかビジネスとか国際競争力ってやつだと思うんで、それはなんならむしろ良いことだと思うんですが、というか大体はそういうものですもんね。

でもたまにそれが寂しくなる時があって、ただ消費して何か残るのだろうか?とか考えてしまいますが、これはろくでなし逆張り人間の捻くれなので放っておいてください。

 

多分ELLEGARDENは消費するだけで終わらないものを感じさせられるからずっと好きなんだろうな〜

 

 

とりあえず年末のツーマン行きたいな!?!!!笑